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人は問われる時よりも、問う時にこそ、その新価を表出する。
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■都立の推薦入試で落ちてしまい、一般入試に自信がなくなってしまいました。どうすれば自信を取り戻せるでしょうか。

そうですか、それはショックでしたね。私にも失敗の経験が山ほどありますから、そのつらさはわかります。しかし、今君のやるべきことは、自信を取り戻すことよりも、受験に受かることです。であれば、自信なんかなくても、とにかく勉強することですよ。自信というのは、成功も失敗も山ほどしてつくものです。人生の出来事で不要なことはありません。頑張ってください。
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本日は、公立中高一貫校適性検査の合格発表日でした。
多摩地区初の公立中高一貫校である立川国際と武蔵は、倍率15~17倍(15人に1人しか受からない)の入試でしたが、一橋(Ikkyo)からは受験者7名中3名の合格者がでました。皆、よく頑張りました。

合格者の皆、おめでとう。

そして残念だった皆へ。涙を飲んだ人は、3年後に是非取り返してほしい。人生において大切なことは、成功することからと同じくらい失敗することから得られると僕は信じています。この経験が君の人生に必ず良い影響を与えると信じます。僕の力不足については認めざるを得ないけど、人生で勝ち続けるのは難しいことです。だからこそ、失敗した時に、しっかり何かを得てほしい。何年後かに、君が笑っている姿を想像しています。
■受験当日で大切なことはなんですか。

受験において大切なことは、ほぼすべてが受験前日までのことです。だから、当日大切にすることはそれほど多くありません。持ち物の準備なども前日にしておいてくださいね。おそらく、当日最も大きく影響するのは心理面のことだろうと思います。大切なのは、適度に緊張し、そしてそれ以上にリラックスすることです。目的が明確であれば、人は緊張はします。それ自体は悪いことではありません。緊張を楽しむくらいの心を持っていくことができれば大丈夫でしょう。ここだけの話ですが、早めに行って、トイレを使用すると、受験会場はアウェーからホームへ変わりますよ。
■うっかりミスで点数がとれません。性格でしょうか?

性格が関係ないとは言いませんが、うっかりミスはほとんどの場合、しっかり理解できていなかったり、練習量が足りないことが原因です。ミスだといえば、「実力はあるのに」という言い訳が成り立つから、みんな使いたがる言葉なんですが、本当のところはやっぱり練習不足です。気を引き締めて、最後の追い込みを頑張ってください。
■自分が他人のテンションについていけないときどうすればつらくなくなりますか?

なるほど、君はそのことをつらいと感じているわけですね。もしかすると周囲との関係を大切にしたいと考えているのかな。すばらしいことだと思います。でも、それは逆から見ると、自分を大切にしていないようにも取れる。自分は自分としてしっかり打ち立てられたら、きっとつらさなんか感じなくなるし、もっともっと良い人間関係がつくれると思いますよ。
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